ろとの日常道中膝栗毛

秩序のない現代にドロップキック

元旦とケツ汁

 

突然だが、ブログを開設してみた。

 

新年早々汚らしい表題で申し訳ない気持ちだが、

今年のスタートを飾るにふさわしい話題であることは保証するので、

皆さん安心してほしい。

 

 

今日は元旦である。

2018年も過ぎ去り、新しい1年が始まる。

今年は5月に「平成」が終わり、新しい年号に変わるなど、

新しいチャレンジや、再スタートを切るには最高のタイミングなのだ。

 

そこで、私もこの溢れ出る「何か」したい気持ちを

ブログへの挑戦という形で実現することにした。

 

…と言っても、今までにブログは数回チャレンジしたことがある。

数回チャレンジという言葉に引っかかりを感じるだろうが、

そう。私は生まれてこの方、ブログや日記の類を

長期間継続できた試しがないのだ。

いわゆる三日坊主というやつである。

 

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   (筆者の独断と偏見でお送りする「三日坊主」のイメージ画像)

 

継続できずとも数回チャレンジした姿勢は評価したいところだが、

ブログに挑戦するということは「開設した回数」が多い方が偉いわけではない。

なるべく長い日数続ける」ことが偉いのだ。

 

 「オレ、今まで20回禁煙に成功してるからw」とか

私は浪人歴15年だ…君の先輩だな」と言っている輩と同じである。

 

 そんなわけで、どんな内容でも1日1記事を目標に頑張ろうと思う。

今年の仕事始めや、早ければ明日に更新がない可能性は非常に高いが

それでも、今年引退する天皇陛下のために頑張るのだ。

 

 

 

 

 

…さて、本題だが、

私はどうしてもこの「平成」が終わる前に解決したい問題がある。

この問題を解決せずに、年号をまたぐことは由々しき事態である。

 

 

 

皆さんは、ケツ汁をご存知だろうか。

そう、あのケツ汁である。

 

 

(不要とは知りつつ)一応説明しておくが、

私は現在、多くの従業員が働くオフィスで仕事をしている。

人の数が多いため、もちろん「共用トイレ」の使用率も高い。

 

一箇所のトイレに設置された個室の数は3つ、

従業員の数に比べて少し足りていないように思える。

実際、昼休み開始時などには個室はすぐ埋まってしまい、

他の階層へとすばやく移動して個室を確保するテクニックが必要になってくる。

 

すべての階層のトイレの個室が占拠されていることもある。

この場合は、入り口付近で扉が開くのをただひたすらに待ち続ける

ハイエナ戦法に興じることとなる。

 

 

このようにして個室にたどり着けたとしても、

他人が使用した直後の個室というのは、あまりいい気持ちではない。

これは、いわば個室という空間を利用したケツの間接キスなのだ。

 

 

おぞましい単語を生み出してしまったが、話を進める。

 

 

 

 

 

 

他人が利用した直後に個室に入ると、不可解な現象に遭遇することがある。

便意の我慢という緊張した状態で開放感と安心感を求めて便座に腰を下ろした瞬間、

尾てい骨の周辺が、じわりと冷たくなる感触を覚えるのだ。

 …この文章を読んだだけで、とてつもない不快感に襲われる方もいるのではないだろうか。

 

 

 

 

 

そう、便座が濡れているのである。謎の水滴によって。

 人間が最も安心するであろうタイミングで、それは再び体を硬直させるのに十分な不快感である。

 

 

 

 

 

脳のフリーズが解けたあと、まず頭を巡るのが原因の究明である。

「この水滴の正体はなんだ?」「出処は?」「ニオイは?」「は?」

次々と多数の疑問が脳ミソをジェット・コースターのように駆け巡る。

 

立ち上がって確認すると、それは大抵の場合、透明な無臭の液体なのだ。

 

現代のトイレには、肛門を洗浄する機能が搭載されている。

これは革新的な発明で、我々も非常に助けられている。

しかし、これが悲劇を生むこともあるのだ。

 

上記の透明な液体の正体は、誰かの肛門を洗浄した液体なのである。

 

 

 

なぜ、このような自体が起きてしまうのか。

冷静に考えてみよう。

 

 

ウォシュレット付き便座は素晴らしい発明であることに代わりはないが、

全人類のケツの形状、または動きを想定できているわけではない。

 

どういうことかというと、世の中には

優秀なTOTO社員の方でも全く想定できないようなケツの形

腰使い(ケツ使い)の人間が存在する。

 

通常、ウォシュレット機能を使用する際は、

落ち着いて座ったままで、最小限の動きだけで肛門の洗浄が可能である。

 

しかし、彼らはボードで波を乗りこなすサーファーのように、

ケツで便座をワイルドに乗りこなすのだ。

ワイのワイルドワイバーンである。

 

結果、(ここは原理が理解できないため省略するが、)

便座のこの部分が(なぜか)ビチャビチャになってしまうのだ。

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この肛門を洗浄した液体を、私は「ケツ汁」と呼んでいる。(命名者俺)

 

通常、ウォシュレットの水がこの部位に付着することはない。

誰かの肛門を経由したときのみ、ここに存在することが許されるのだから。

 

 

この「ケツ汁」は、意外にもこの世に普遍的に存在している。

1日の中での遭遇確率は、だいたい25%くらいだろうか。

これは、被るリスクに対して、あまりにも高い確率である。

 

トイレを使用するのに免許が必要、という制度を作って欲しいところだ。

(トイレ教習所で、教官からトイレの使い方をある程度学ぶ)

 

 

 

 

では、ケツ汁に遭遇してしまった場合、どのような対処を行えばよいのだろうか。

 

  • ズボンを下ろす前に、便座の状態を確認する

これは、この世を無事に生きていく上で必須のテクニックともいえる。

いわば、漫画「HUNTER×HUNTERでの「」のようなものだ。

 

」とは?

  →生命に宿る力「オーラ」を目周辺に集中する念能力者のテクニック。

   この世界では、“”をおこたることは「」を意味する。

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個室に入ったらまず、脳内の団長に「“”をおこたるなよ」と言ってもらおう。

 

  • 落ち着いて、便座をトイレットペーパーですばやく拭き取る

もしケツ汁が付着していたとしても、トイレットペーパーで拭き取ってしまおう。

ケツ同士でケツ汁の交換会を行うより、ずっとマシである。

 

ただ、この作業を行う際に

他人のケツを拭き取るイメージ映像が脳内で上映される可能性が高いため、

注意が必要だ。

 

 

 

では最後に、被害者の我々ではなく加害者の方に向けて、

意思の疎通を図るメッセージを伝えたい。

 

あなた方は、自らの肛門を経由した汁を便座に残し、

何食わぬ顔で個室から出ていく。

開放感に満ち溢れたあなた方からしたら、

あとから使う人の気持ちなど考えたこともないのだろう。

 

しかし、考えてみてほしい。

 

ケツ汁が残っているということは、

あなたのDNAがそこに残っているということである。

私は、肛門の洗浄がヘタクソです

私は、他人にケツを拭いてもらっています

私は、サーファーのようにウォシュレットを乗りこなしています

と、言葉を発さずとも大声で宣言しているようなものなのだ。

 

これは、恥ずかしいことなのだ。

DNAが残っている以上、裁判でも負けてしまうのは確実だ。

 

 

トイレの個室を出る直前。

前を向いて歩くのもいいことだが、一度だけ振り返ってみてほしい。

自らの過ちを、自らの歩んできた道を。

 

そのときに、誰もが笑って過ごせる

本当に平和な世界が訪れるのではないだろうか。

 

 

 

 

元旦。

新しい日々の幕開けに、この言葉を送って今日は終わりにしたいと思う。

 

 

 

 

 

自分のケツは、自分で拭こう。

 

 

 

 

 

 

今年もよろしくおねがいしマス!!